院長のブログ
FIP、ここにもコロナが影を落とす
ご無沙汰しておりました。
私事ですが25年間かぜも引いたことないこの私が1週間入院をしてました。
飲酒後の帰り道で転倒して頭打ちまして、なんともなかったんですが一月後に足がもつれるようになり
脳神経外科クリニックでMRI診断していただいた結果、硬膜下血腫で脳が圧されていたみたいです。
緊急で手術になりましたがお陰様で後遺症もなく元気に過ごしております。
さて コロナが流行しだしたのが5年前、過去のことになってますが、8割の人が接種した国民の皆様。
ワクチンで死亡した方々、接種後の後遺症でいまだに苦労している方への国の救済措置が不十分で本当にお気の毒です。
私は当時コロナウイルスに罹患した時の為に個人輸入で イベルメクチン、アビガン、モルヌピラビルを購入していました。
アビガンはもともとインフルエンザ予防で開発された抗ウイルス薬でコロナにも効くんじゃないかと言われていました。
今ではマダニに人が刺されて重症化するSFTS感染症の治療薬として活躍しているようです。
モルヌピラビルはコロナ治療薬として認可されていますが、国内の薬害で5~6人死亡者が出ていると情報がありました。
怖くて飲む気になれませんでした。
イベルメクチンは獣医さんは常用しているもので、動物のフィラリアの予防、皮膚疥癬、消化管寄生虫の駆除などに使用しています。
安全域が広くて35年使用していますが、皆様が心配している副作用は皆無です。
これにより私は一番安全なイベルメクチンを常用しています。私自身今現在もです 。
そして、2年前ごろからですかモルヌピラビルが猫のFIP効くかもと言う情報が入って来ました。
今までは mutiiannと言う国内未承認薬が中国での使用実績の元使用されていましたが,余りにも高額なためクラウドファンディングなどで何とかやりくりする飼い主様が続出しました。噂によると100万とも150万とも言われていました。
そしてここでモルヌピラビルが注目されたわけです。
何と言っても値段が安い。相場で10万とか15万とかいわれています。
私はこの投薬で死人が出ていることと、海外ではコロナウイルスの変異が起きて感染の爆発が起きたようなので、使用するのは躊躇し静観して来ました。
あれから2年。確かに効果があるみたいです。ただし効果がない子も出てきているみたいでさらに難治性に変化していくようです。
最初は効果があっても再発するという事です。さらに厄介なことになってしまいます。
まとめると、モルヌピラビルは 一日2回投与84日間 効果が不確か、悪化、効果が遅く投薬延長、急変、再発、そういうことが多い薬と言う事です。

モルヌピラビルを投薬している方々は「そういう薬を投薬している」ことを承知、理解して投薬してください。
費用を抑えたい飼い主様はこれを選択するしかないので仕方ないですかね?
mutiannの方が実績もあり効果も確かです。ただしバカ高い。
100万~150万したようです
mutiannの後発薬でGS 441524と言う薬もあります。一日一回投与84日間、注射もあり。

人薬ではレムデシビルと言われていて、トランプ大統領がコロナに罹患した時使ったお薬で、ヨーロッパではFIPの治療薬として認可されていますが、これもまあまあします。

私はFIPの治療にモルヌピラビルを選択しません。
やむを得ない事情がある場合は仕方ないですが…
GS441524を第一選択薬にしたいと思います。
今まで不治の病として扱われていたFIP(猫伝染性腹膜炎)が人のコロナのお薬で寛解できるようになったなんてなんと幸せなことでしょうか。
人薬でありながら猫ではほぼ副作用がなく、人では死亡者が出てるとはなんと皮肉なことでしょうか。
コロナワクチンも 相当問題があったみたいですが……
感謝感謝!
【おまけ】
最近人のほうで人気なエクソソーム点滴

動物でも出来ますが私は導入してません。
だって幹細胞投与の方が効果があるから。